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『ほんやく修行』中国語
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『如夢令』お家の事情(1) 帝王家
長々と説明するのは無粋かも知れませんが、いろいろと状況説明などしてみたいと思います。まず今回は皇族について……

国の名前は昭華国、都が置かれている街の名は華闕(かけつ)ですが、この帝王家の姓は明らかにされていません。先代の陽豊帝が突然崩御した混乱で、後継者の証である金牌「帝王令」が行方不明になっています。

第二話で講釈師が語っていますが、皇位継承にはいくつか決められた手順があり、最も重要なのが先代皇帝から直接渡された「帝王令」という金のメダルのような物を持っていること。皇帝用の印章である玉璽を管理している「監天宮」というやや宗教色のある組織(天の意を皇帝に伝える仙人たち…?)は、その金のメダルを所持していることを確認した上で玉璽を新帝に授け、その後に文武朝臣の(大将軍と筆頭大臣)が忠誠を誓う儀式がある……という、継承の手続が定められているようです。

皇帝の長男は東宮殿という住まいを与えられ、一応、ほかの皇子とは待遇の区別があるようですが、皇太子として自動的に皇位継承者になれるわけではありません。何人かいる皇子たち(セリフから確認できるのは第七皇子まで)のうち、二皇子は夭折。そして物語の開始時点または直後に、兵権を握っていた四皇子、蓄財していた六皇子、もう一人の有力候補の七皇子(?)は、すでに東宮によって粛清されている様子……。ということで生存が確認でき、失脚もしていないのは、の東宮、異母弟の皇子(三哥さま)、同母弟の皇子(病弱)の三人ということになります。

ところで、東宮は何の力によって有力候補を粛清しているのかというと、首都警察または秘密警察的な「夜騎営」という組織を押さえているからです。そんななか、母親が同じで病弱な弟の五皇子が生き残っているのはともかく、異母弟の三皇子がなぜ生き残っているのかというと……権力に関心のない風流人だと周りには認識されていたから、という理由のようです。ただ、第八話の東宮の発言からすると、三皇子の実母は何やら一癖ありそう……。

現時点では本人未登場の五皇子は、オリジナル中国語版をかなり先まで読むと登場し、線の細いきれいめな容姿をしています。もう少し物語が進むと、先代・陽豊帝が若い頃の話も出てきますが、その容姿は誰かにそっくりで……。

とりとめないのでこの辺でやめておきます。


『如夢令-偽りの花嫁-』
(翻訳協力。LINEマンガにて連載)


by d_kushi | 2019-11-18 00:14 | 『如夢令』関連
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